御朱印帳の蛇腹本文紙の不具合について(2)

現在かみのみか工房とかみのみかshopで使用及び販売している奉書紙について、
同一のお客様より再びクレームがありました。「裏写りがする」というものです。

このご指摘により2016年8月中の販売を中断しておりました。ご連絡を頂いた

画像をご覧ください。

 

 

ポツポツと裏写りをしています。次の画像は表面です。

お使い頂いている奉書紙は「瑞穂きなり」というタイプで、同じお客様からご指摘を頂戴した

「やわらがみ奉書紙」とは異なります(詳しくは蛇腹本文紙不具合について(1)を参照ください)。

 

我々としては瑞穂きなりについては自信を持って販売してきましたが、再びご指摘を受けるにあたり、
販売を中止して、これまでの御朱印をチェック致しました。裏写りしたものは皆無でありました。

しかし販売済みのものも多数あり、全数をチェックできたわけではありません。

 

そこで、奉書紙に関しまして整理いたします。

 

1、両面の使用について

 

奉書紙の蛇腹加工は、2つ折りにしたものを蛇腹で継いでいるので、2枚ものです。

ですので、両面の使用ができると考えていいわけで、我々も24枚、最大46カ所(最初と最後は表紙に付ける)の

御朱印が頂けますと販売上は表現をしてきました。

 

ただし、奉書紙は和紙であり、洋紙よりも品質が安定していないこともあり、このように裏写りする場合も

あるわけです。現実に他社製品でも裏写りは発生しています。

 

ですので気になる方は片面のみ、という選択肢もあります。

 

2、社寺による事情

 

神社は簡素でスタンプが多く、お寺は達筆にたくさんの文字を頂くことが多いようです。

従ってお寺の方が裏写りする可能性は高いと考えられます。

 

使う墨と墨の濃さ•薄さ、あるいは墨汁等(サインペンのところもある)の条件もあるでしょう。

さらにたくさんの参拝者があるところと、少しのところでは「気合いの入り方」も違うと思います。

 

3、サイズ入りかノーサイズか

 

奉書紙にはサイズ入り(にじみ防止加工)品とノーサイズ(同加工なし)があります。

 

端的に言えば、我々が廃棄した「やわらがみ奉書紙」はサイズ入りです。にじみを防止する分、吸収は小さくなります。

対して「瑞穂きなり」はノーサイズです。吸収する反面、にじみが出る可能性が高まります。

 

これは好き嫌いといわれますが、我々としてはノーサイズで厚手のものが最も良いと考えています。

 

結論

 

ただ今ある在庫品(瑞穂きなり)の販売を継続します。ただしクレームを受けたことは事実ですので、

値引きをさせて頂き、在庫が払底したところで、より高品質な奉書紙に切り替えてゆくことにします。
※キットは200円引き、ワークショップは100円引きとします。在庫ははっきり言って僅少です。
お早めにどうぞ。

 

我々は小さなビジネスですが、こだわるところはこだわります。どうぞご支援くださいませ。かしこ。